龍泉寺自然を守る会の活動

2017年度の活動報告

2017年6月16日  毎日新聞岡山版の企画特集記事「エコロジーOKAYAMA~みんなで守ろう!地球環境~」で、龍泉寺の自然を守る会の活動が紹介されました。この記事は、6月4日のハッチョウトンボと湿生植物観察会で取材を受けたものです。

2017年6月4日 ハッチョウトンボと湿生植物観察会を開催しました。会員を含めて43名の参加がありました。
その内、お子様8名の参加がありました。2011年から観察会を開催してますが、今回が最も多い子供の参加があり、うれしく思っています。毎日新聞の取材もありました。

龍泉寺の湿地とハッチョウトンボの説明


観察会に先立って、龍泉寺の自然が岡山市の生物多様性に富んだスポットであること、2011年からハッチョウトンボの棲み易い環境づくりに努めた結果、個体数が2014年から増加し、昨年のピーク時は100匹を越えたことなどを説明しました。今年はノハナショウブの開花が遅れていましたが、当日トンボ池湿地で2花観察できました。減少傾向にあったヒメミクリが増加に転じ、こい岩湿地で多くのヒメミクリを観察できました。

ヒメミクリ(こい岩湿地)

ハッチョウトンボの観察(サギソウ湿地)


最後に、ハッチョウトンボを身近に観察できるサギソウ湿地へ案内しました。最初はハッチョウトンボを見つけることができなかった人も、一度ハッチョウトンボを見つけると、ここにいた、あそこにもと満足そうでした。子供たちもコンデジやスマホで撮影し、喜んでいました。
今年は雨が少ないのが影響したと思っていますが、ハッチョウトンボの個体数は昨年より若干少ないようです。それでも前日数えたところ89匹確認できました。

ハッチョウトンボ(オス&メス)

ハッチョウトンボとサギソウの芽


写真撮影で湿地の中に入る人、木道橋や観察路の傍の草を踏む人が後を立ちません。サギソウ湿地には沢山のハッチョウトンボが生息しており、観察路から手の届くところにもいます。湿地に入らなくても、満足できる写真が撮影できます。
草を踏み倒したところにはハッチョウトンボは近づきません。間近で観察するためには、湿地内の草を踏んではいけません。湿地には、貴重な植物であるサギソウが芽生えています。踏みつけるとサギソウが育たなくなります。
ハッチョウトンボが撮影できることに感謝して、マナーを守って撮影して貰いたいものです。(注:湿地内に入るのは限られた人です。)


2017年6月2日  山陽新聞岡山市民版に「ハッチョウトンボ  龍泉寺に舞う」の記事が掲載されました。ハッチョウトンボは写真愛好者に人気があり、トキソウ以上に多くの方が見にこられました。

2017年5月21日 トキソウ観察会を開催しました。会員を含めて24名の参加がありました。
観察に先立って、龍泉寺の自然が岡山市の生物多様性に富んだスポットであることを解説し、自然保護の大切さを訴えました。ケーブルテレビOniビジョンが取材にこられました。

トキソウの観察(もみじ谷湿地

もみじ谷のトキソウ


もみじ谷湿地のトキソウを観察しました。もみじ谷湿地は2008年12月に再生した湿地です。周囲の環境が良くありませんが、トキソウが今年も開花しました。

トキソウ、ヒメミクリの観察(こい岩湿地)

トキソウ(こい岩湿地)


こい岩湿地では、トキソウ、ヒメミクリ、モウセンゴケ、ゴウソ、ハッチョウトンボなどを観察しました。今年は、トキソウの生育が3日程度遅れています。月末まで開花が楽しめます。
サギソウ湿地では、多くのハッチョウトンボを観察できましたが、橙色の未成熟の個体でした。成熟して真っ赤になる(オス)には、ハッチョウトンボが羽化して2~3週間必要で、6月には成熟した個体を観察できます。

ハッチョウトンボの観察(サギソウ湿地)

ハッチョウトンボ(未成熟・オス)


兵庫県加西市にある「あびきの湿原保存会(2015年1月設立)」の方も参加されていました。保全活動を進めるに当って、このホームページを参考にされています。
ホームページの目的の一つは、郷土の「小さな自然再生」に取組もうとされている方々の参考になればと思い、情報を公開しています。お役に立てて良かったです。



安全対策で整備した天板(こい岩湿地)

2017年5月21日  午後から、サギソウ湿地の腐敗した柵の杭4本を交換しました。こい岩湿地の北側の切り株の列の北側に、天板を敷きました。切り株の上を歩くようにしていますが、雨の日は滑りやすいので安全対策として整備しました。


観察通路の草刈り(サギソウ湿地)

2017年5月20日  山陽新聞岡山市民版に「かれんトキソウ」の記事が掲載されました。新聞を見て、多くの方が見にこられました。

2017年5月13日 5月例会をを開きました。
午後から、5箇所の湿地の観察路の草刈りをしました。トキソウやハッチョウトンボを見にこられる方が安心して歩けるように、観察路に伸びた草や、観察路にはみ出してきた木の枝を除去しました。



松の丸木の皮剥ぎ作業(木道橋の杭の準備)

2017年4月8日 次年度の事業計画を決める総会を開きました。
午後から、龍泉寺さんが間伐した松の丸木の皮剥ぎをしました。この丸木は、こい岩湿地の西側の木道橋の杭として使用します。松脂を多く含んだ松の杭が腐食に強く、耐久性が高いようです。





活動実績

今年度の活動報告

2016年度活動実績

2015年度活動実績

2014年度活動実績

2013年度活動実績

2012年度活動実績

活動の歩み (2008~2011年度)

2017年度の活動予定

1.イベント行事

・トキソウ観察会(5月)

・ハッチョウトンボと湿生植物観察会(6月)

・サギソウ観察会(8月)

2.湿地の管理

・湿地の水位の管理

・湿地の水質を定期的に測定

3.湿地の下草刈り

・ササの刈り取り(6月)

・遊歩道周辺の草刈り(8月)

・湿地の草刈り・搬出・運搬(12月)

4.こい岩湿地の木道橋の付替え

・桧皮はぎと防腐剤塗布

・こい岩湿地の木道橋の付替え(ニ次)

5.見学者のアテンド

・トキソウの見頃時期

・サギソウの見頃時期

・随時

6.湿地の外来植物を除去(随時)

7.会員の親睦会(3月)