龍泉寺自然を守る会の活動実績(2015年度)

2015年4月1日 龍泉寺の自然を守る会の役員会を開きました。
午後から、遅れていました3月分の水質調査を行いました。

2015年4月2日 昨年の12月にセブン‐イレブン記念財団の「2015年度公募助成」に応募していました。「2015年度公募助成 決定通知(3月30日付け)」を4月2日に受取りました。
対象活動名は、「龍王池周辺の絶滅危惧植物の保全活動を次世代につなぐ取組み」です。
活動助成金を、①龍泉寺の自然保護の大切さを解説したパンフレットの制作。②湿性遷移の抑制対策の試行と共に、湿地の水質を毎月測定し、経時変化を科学的に把握する試み。③観察会などの行事開催費用の一部に。使用させていただきます。
今後とも、皆様のご支援をよろしくお願い申し上げます。

2015年4月4日 龍泉寺の自然を守る会の総会を開きました。
今年度の活動計画と観察会など「龍泉寺の自然と親しむイベント」内容を決めました。
セブン-イレブン記念財団の2015年度活動助成決定を受けて、龍泉寺の自然保護の大切さを解説したパンフレットを制作することなど説明し、承認されました。

2015年4月5日 木道橋を設置して、5年目になります。木道橋の脚部は、桧の間伐材を使用しています。近い将来、腐食により取替えの必要が出てきます。
取替え検討のために、脚部の湿地の深さを測定しました。こい岩湿地は、すり鉢状になっていて、湿地の中央部では、沈殿層が約2mあることが分かりました。

カーボン紙を下に敷いて、パソコンで打ち出した
文字の輪郭をボールペンでなぞっています

2015年4月23日・27日 2012年に龍王池の周回路を中心に樹木の名札を付けました。樹木の名札を増やして欲しいとの要望があり、再度、手作りで樹木の名札を作成しました。今回は、風で名札が裏返っても良いように、両面に樹木名を記入しました。



看板の設置作業風景

2015年5月2日 湿地の木道橋などの施設を維持する費用を捻出するために、龍泉寺内にカンパ箱を設置しましたところ、多くの方から保護活動支援のカンパをいただきました。カンパしていただいたお金の一部で、“湿地に入らない/盗らない/持込まない”看板5枚と“足元注意”看板6枚を設置致しました。
“湿地に入らない/盗らない/持込まない”看板は、私どもとしては設置したくない看板ですが、ごく一部の心ない方がおられるので、禁止看板を設置することに致しました。
カンパでいただいたお金は、今後とも施設の維持費に使わせていただきます。
匿名でカンパしていただいた方々に、心からお礼を申し上げます。


“湿地に入らない/盗らない/持込まない”看板

“足元注意”看板


昨年の11月に溝の水を誘導した周囲の植生が
ササから湿地の植物に置換わってきている

2015年5月2日 水質調査を行いました。水がササの繁殖を抑制することが判明し、昨年の11月に、溝の水を竹の樋で誘導しました。春になり、植物が大きくなってきましたが、樋から水が流れ出ている領域の植生が明らかに変わってきていました。ササからタチスゲ、ゴウソ、イグサ、サワヒヨドリに置換わっていました。
乾燥化でササが占有していた領域に、溝の水を誘導し湿潤な状態にしたことで、ササが衰退し、昔、生育していた植物が再生する貴重な事例と思っています。



2015年5月7日 こい岩湿地の北側に、飛び石状に切り株を置いています。切り株の表面が濡れていると滑りやすいので、滑り防止対策を行いました。

2015年5月9日 定例会の後、樹木の名札を付けて回りました。

5月7日:切り株の滑り止めを行いました

5月9日:樹木の名札を付けて周りました


2015年5月13日 第1回小冊子編集委員会を開きました。

環境省の冊子に掲載ページ

2015年5月15日 環境省のパンフレット「小さな自然再生活動事例集」に、私どもの「龍泉寺の湿地を守る保全活動」が掲載されました。
自然再生推進法に基づいて5年ごとに自然再生基本方針が見直しされます。
2014年11月7日の閣議決定で自然再生基本方針が見直しされ、地域住民等で行われている民間の「小さな自然再生の推進」が新たに付け加えられました。
昨年末に、民間で行われている「小さな自然再生活動」の現状把握のためのアンケート調査が昨年末にありました。
1月下旬に、「龍泉寺の自然を守る会」の活動を、パンフレット「小さな自然再生活動事例集」に掲載したいのと申し入れがありました。
掲載内容は、環境省のホームページから閲覧、ダウンロードできます。


2015年5月19日 トキソウ観察会に先立って、観察路周辺の草刈りを行いました。

ササがタチスゲとゴウソに置換わった実験箇所

タチスゲ等の種子が湿地に入らないように草刈り


昨年の11月から、ササを抑制するために、竹の樋で水を誘導して、湿潤な状況を保つようにしました。 その結果、ササが衰退し、タチスゲやゴウソが繁茂する植生に変わりました。
タチスゲなどの種子が湿地に入らないように、草刈りを行いました。今後、どのように植生が変化するか見守っていきます。

2015年5月22日 山陽新聞岡山市民版に「トキソウ見頃と観察会」の記事が掲載されました。

2015年5月24日 午後から、水質調査とこい岩湿地の水漏れの修復など湿地の保全を行いました。

2015年5月24日 トキソウ観察会を行いました。会員を含めて44名の参加がありました。

もみじ谷湿地で説明を聞く参加者

ハッチョウトンボの観察風景(サギソウ湿地)


観察会に先立って、龍泉寺の自然を守る会の紹介と自然保護の大切さを説明し、DVD「龍泉寺の自然」映して、龍泉寺の希少植物を紹介しました。 その後、トンボ池湿地、もみじ谷湿地、サギソウ湿地、こい岩湿地と周りました。サギソウ湿地ではハッチョウトンボを観察することができました。


こい岩湿地のトキソウ

トキソウの観察風景(こい岩湿地)


龍王池の周回道では、ヤマツツジ、ナツハゼ、ガンピ、ネジキ、コツクバネウツギの花を観察しました。 こい岩湿地では、湿地の全面に広がったトキソウと咲き始めたヒメミクリを観察しました。

2015年5月29日 第2回小冊子編集委員会を開催しました。

看板も無視するアマチア写真家

2015年5月31日 5月22日~31日のトキソウ開花期間中の見学者は、大体400人でした。
ハッチョウトンボを目当てに撮影にこられるアマチア写真グループの中に、湿地の中に入る方がおられます。写真コンテストのためであっても、湿地の中に入ることは許されません。


2015年6月3日 四国の中心に位置する黒沢(くろぞう)湿原(徳島県三好市)を「黒沢湿原を守ろう会」の案内で視察させていただきました。黒沢湿原は、標高550m、面積は40haあり、多くの希少植物が生育しています。

黒沢(くろぞう)湿原

トキソウの観察風景(黒沢湿原)


2013年に黒沢湿原を守ろう会の方が、龍泉寺の湿地を見学にこられ、その時、初めて黒沢湿原の存在を知りました。いつか伺いたいと思っていました。
当日、小雨の降る中を、黒沢湿原を守ろう会の方々が親切に案内をしていただけました。第一印象は、”広すぎて湿原を良好に維持するのは、大変な仕事だ!”でした。黒沢湿原のサギソウは有名で、三好市の花に指定されています。しかしながら、業者・マニアが希少植物を盗掘し、黒沢湿原に元々自生していたサギソウは壊滅したそうです。地元の小学生が、学校や家庭で育てたサギソウの苗を、毎年6月に植栽しています。小学生が植えたサギソウまで盗む人がいるとお聞きし、日本人のモラルもここまで来たのかの感です。
黒沢湿原を守ろう会の方が、当番で自転車に乗って巡視されているが、面積が広すぎて目が届かないそうです。


2015年6月18日 第3回小冊子編集委員会を開催しました。

2015年6月28日 水質調査を行いました。

サギソウ湿地を踏み荒らす写真愛好家

2015年7月16日 ハッチョウトンボの写真を撮るために立ち入り禁止の湿地内に入り、踏み荒らされ、小石を投げ入れ撮影の足場にするなど、放置できない状況にあります。
写真愛好家の方々に、湿地での撮影ルールを守っていただくために、山陽新聞に取材していただきました。
この湿地には、岡山県の絶滅危惧Ⅱ類に指定されているサギソウが自生しており、「龍泉寺の自然を守る会」が保護し、良好な生育環境を維持するための保全活動を行っています。湿地に人が入り踏み荒らすと、土壌が踏み固められサギソウが生育できなくなります。
ハッチョウトンボについては、幼虫のヤゴが生息できる環境を整備してきたことが実を結び、2013年頃から個体数が増加し始め、昨年から多くのハッチョウトンボを身近に観察できるようになりました。
サギソウやハッチョウトンボを近くで観察でき、望遠レンズ付きのカメラであれば満足できる写真が撮れるように、会員の手による木道橋を設置しています。
今回の身勝手な振る舞いは、写真愛好家の中でも極限られた人と思っています。多くの方々は、木道橋や観察路から写真撮影され、満足されています。中には、私どもの保全活動に感謝し、湿地保全のカンパにご協力いただける方も多くあります。
湿地の希少生物を次世代に残すために、「龍泉寺の自然を守る会」はボランティアで、2009年から龍泉寺の湿地の保全活動に取組み、希少生物が生育できる良好な自然環境を維持してきました。植生遷移の抑制以外に、山野草愛好家による盗掘と写真愛好家による湿地の踏み荒らしが、新たな問題としてクローズアップしてきました。この状態を放置すると、早晩、危機的状況を迎えます。良い対策があれば、お聞かせ下さい。

 

2015年7月20日 サギソウ湿地やこい岩湿地へ行く案内板を更新しました。

1年経過した手作りの案内板

看板屋で製作した案内板


今までは、インクジェットで印刷した案内標識をラミネートして使用してきました。この場合、紫外線による脱色と隙間からの湿気によるニジミなどで、毎年取替えが必要でした。
カンパのお金で、耐久性のある案内板15枚を看板屋さんで製作しました。お値段は、原稿のデータファイルを持ち込んで、お安くしていただきました。カンパにご協力ありがとうございました。


2015年8月15日 山陽新聞岡山市民版に「涼 サギソウかれん」の記事が掲載されました。

2015年8月16日 「サギソウの観察会と写真撮影会」行いました。今年は猛暑が続きましたが、この日の朝方は台風の余波もあり比較的涼しく、会員を含めて29人の参加がありました。

サギソウ観察と写真撮影会の受付風景

サギソウ湿地での写真撮影風景


6月には、ハッチョウトンボの写真撮影者の一部の方がサギソウ湿地に踏み荒らした箇所は、サギソウが見られませんでした。それ以外の場所では、例年通りサギソウの開花が見られました。 身近でサギソウを観察ができ、写真撮影を楽しまれていました。

優秀作品(サギソウ)

佳作作品(アギナシ)


撮影した写真をその場でプリントし、参加者全員の人気投票で優秀作品と佳作を選びました。
今回は例年以上の作品ができあがりました。

こい岩湿地での写真撮影風景

佳作作品(サギソウ)


こい岩湿地では、サギソウの生育範囲が広がっていて、個体数が増加傾向が見受けられました。2013年から実施している水位の管理が好影響を与えていると思っています。
サギソウの開花期間中に、約300人の見学者がありました。


2015年8月28日 水質調査を行いました。こい岩湿地に侵入したヒレタゴボウ(外来植物)を撤去しました。

2015年9月26日 水質調査を行いました。こい岩湿地の南東区画でアブラガヤが増えてきました。生育領域を抑制するために刈取りました。

“自然保護の大切さ”を啓発・PRする冊子

2015年9月26日 “自然保護の大切さ”を啓発・PRする冊子が完成しました。
保全活動に対する“龍泉寺の自然を守る会”の思いを、多くの方に伝える方法の一つとして小冊子の制作を企画しました。A4サイズ4ページの小冊子で、大人向けと子供向けの2種類があります。
大人向け冊子「龍泉寺の自然」は、会の活動を中心に、龍泉寺の希少植物、湿地の特徴を解説しています。また、自然環境が損なわれ、衰退しつつあることをレッドリストや自然再生の項目で取り上げています。“保全活動への理解者が増えること”を期待しています。
子供向け冊子「龍泉寺周辺の自然観察」は、小学高学年、中学生を対象に、龍泉寺の湿地のトンボ、植物を紹介し、興味のありそうな項目をQ&A形式で解説しています。“自然への関心を持つ子供が増えること”を期待しています。
冊子の活用  観察会などイベントの参加者に配布します。時間がある時には、冊子を教材として使用して、解説します。
制作にあたっては、編集委員会を設置し、掲載内容を検討しました。冊子制作費用は、一般財団法人セブン-イレブン記念財団の助成を受けました。


2015年10月30日 水質調査を行いました。

2015年11月14日 山陽新聞岡山市民版に「紅葉を楽しみ散策しよう  あすスタンプラリー」の記事が掲載されました。

2015年11月15日 龍泉寺の紅葉スタンプラリー2015を開催いたしました。スタンプラリーは昨年に続き2回目で、今回はお子様連れのご家族を対象に実施しました。

紅葉スタンプラリー2015の案内チラシ

紅葉スタンプラリーの用紙


心配された雨が午前6時頃には止み、午前中は青空が広がる晴天でした。10時過ぎから参加者が増え、参加人員は355人(その内お子様は105人)と多数の方々が紅葉のスタンプラリーを楽しみました。

スタンプラリーの受付風景

もみじ谷(ポイント2)でスタンプを押す家族


受付で大人が受付名簿に名前を書いている間、子供達は5種類のお菓子中から、あれにしようか、これにしようかと選んでいました。スタンプポイントには、岡山市からお借りしたESDの「次世代に学んで引き継ぐこの地球」の幟を立て、一目でわかるようにしました。小さなお子様も、自分でスタンプを押して得意気でした。

シャボン玉遊びに夢中になる子供達

龍王池の堤防でシートを広げる三世代家族


スタンプポイント4ではシャボン玉遊びを楽しみました。この日は風がなく、下から堤に吹き上げる上昇気流に乗り、シャボン玉日よりでした。大きなシャボン玉、連続で噴出す小さいシャボン玉、子供達はいろんなシャボン玉に大喜びしていました。
堤では、用意してきたシートを広げ、ランチを食べる楽しげな三世代家族がありました。

紅葉の前で記念撮影する親子

お絵かきコーナーでぬり絵をする子供達


紅葉がとりわけ美しい本殿東側のスタンプポイント5で、記念撮影する家族を見かけました。
ゴールのお絵かきコーナーでは、龍泉寺の自然を守る会のマスコットキャラクター、龍泉寺の龍、トンボ、モミジなどの下絵に、色鉛筆やクーピーで思い思いの色で描いていました。予定していた下絵枚数では足りず、2回も龍泉寺のコピー機で追加印刷しました。

真剣にヨーヨー釣りをする子供達

ゴールで“完歩印”の押印、小冊子の進呈
飲食券の販売をしました


ゴールにヨーヨー釣り遊びをセットしました。子供達は真剣にヨーヨー釣りに興じていました。前日、大人8人がかりで準備した200個のヨーヨーがなくなりました。
ゴールでは、完歩された方に“完歩印”を押し、子供向けに制作した小冊子「龍泉寺周辺の自然観察」、大人向けの「龍泉寺の自然」のセットを家族単位でお渡ししました。

“すばらしい企画だ”とお礼を言われる方もおられました。目が輝き、生き生きとしている子供達の姿を見て、“お子様の思い出に、紅葉の秋の一日をご家族で楽しもう!”の開催目的は達成できたと思っています。


2015年11月26日 山陽新聞岡山市民版に、龍泉寺の自然を守る会が“自然保護の大切さを訴えるパンフレット”を制作した記事が掲載されました。

2015年11月28日 水質調査を行いました。

2015年11月22日29日、12月5日6日7日 冬の草刈り・枯れ草の搬出・運搬作業を行いました。湿地の保全活動でもっとも大切な作業です。

冬の草刈り作業(もみじ谷湿地)

刈取った草の搬出作業(こい岩湿地)


湿地を良好な状態で維持するには、貧栄養に保つ必要があります。枯れ草をそのまま放置していると、陽があたらないだけでなく、枯れ草が腐敗し養分に変わります。

搬出した枯れ草の山(こい湿地)

集積場に枯れ草を運搬


こい岩湿地から搬出した枯れ草の山を見てください。毎年これだけの草が、湿地で腐敗したらその養分ははかり知れません。背丈の高い植物が繁茂し、モウセンゴケやサギソウが生育する環境ではなくなります。こい岩湿地、上こい岩湿地、サギソウ湿地、もみじ谷湿地の枯れ草は集積場に集め、龍泉寺さんが1~2年かけて堆肥にしています。この堆肥は、龍泉寺の田畑に投入し、有機栽培に有効活用しています。

木道橋に保護塗料の塗布作業

冬の保全作業が完了したこい岩湿地


2年に1回、木道橋、杭、標識など木製部材に保護塗料を塗布しています。冬の主要な保全作業は終了しました。来年の植生がどのように変化するかが楽しみであり不安でもあります。


2015年12月11日・12日 昨夜の大雨でサギソウ湿地の排水口が詰まり、サギソウ湿地の下部が池のように水が溜まりました。水が引くのを1日待ちましたが、上流から山水が流れ込むこともあって、引きそうにありません。

雨で排水口が詰まり池に(サギソウ湿地)

ポンプで池のくみ出し


急遽、農家の方からガソリンポンプをお借りして、水をくみ出すことにしました。2時間のフル稼働で、排水することができました。排水口にはイヌノハナヒゲ、イトイヌノヒゲがいっぱい詰まっていました。刈り取って集め切れなかったものが、急激な雨で排水口に集まったのが原因でした。

排水は龍泉寺の池へ

くみ出し後、排水口を金網でカバー


排水口の周りをステンレスの金網で覆いました。この区域は、ハッチョウトンボが生息する場所です。60時間の水没がどのような影響を与えたか、来年の孵化状態を見守りたいと思います。

2015年12月26日 水質調査を行いました。

2016年1月25日・27日 松の丸太の皮はぎ作業を行いました。27日水質調査もしました。

松の丸太の皮はぎ作業(1日目)

2日目丸太置き台を製作し作業がはかどる


サギソウ湿地の木道橋を設置して6年、こい岩湿地の木道橋は5年経過し、橋の支柱の杭が腐敗してきています。龍泉寺さんのご好意で松の丸太を提供していただきました。25日は雪も薄っすら積もり、この冬最も寒い日でした。2日間で、約55本丸太の皮をむきました。

 

2016年2月17日 昨年の暮れに刈り残していたサギソウ湿地の草刈りをしました。サギソウ湿地、こい岩湿地の水位の調整を土嚢などで行いました。

土嚢を置いて水溜り1(サギソウ湿地)

土嚢を置いて水溜り2(サギソウ湿地)


ハッチョウトンボの幼虫が生息できるように2014年2月から溝を板材でせき止め水溜りをつくり、ハッチョウトンボの個体数は増えてきました。毎年、イノシシが板材を掘り返すので、板材の代わりに麻袋の土嚢で溝をせき止め浅い水溜りを作りました。

樋を延長し水の流れを一部変更(こい岩湿地)

北東側の深い溝に土嚢を積む(こい岩湿地)


昨年の秋から、上流にある井戸から水を引いていたパイプが詰まり東中央からの流水が少なくなりました。谷川から水を誘導していた竹の樋を延長して、水を東裾に流して東中央から流れるようにしました。
また、北東側の溝が深くえぐられているので、溝の3箇所に土嚢を積んで水位を上げるようにしました。

東中央部を流れる表層水 2016/2/28

土嚢をオーバーフローする水 2016/2/28


竹の樋を延長したことにより、東中央から流れる表層水は以前より多く流れるようになりました。また、北東部の谷川を土嚢をせき止めたことにより、水がオーバーフローし、北東部の水位を上げることができました。

 

2016年2月21日 龍泉寺の自然を守る会の会員も増加し、親睦会を始めて開催しました。

サギソウの育て方教室

講演会(研修会)


午前は、足守山野草の会にお願いして“サギソウの育て方教室”を行いました。サギソウの球根は、足守山野草の会の方から、園芸用に育てられた球根を提供していただきました。サギソウを自分で育て観察することでサギソウの生態をより深く理解でき、龍泉寺に自生するサギソウを保護する上で役立つと思っています。
1年間水質測定した結果の中間報告がありました。龍泉寺さんにお願いして、特別に昼食を用意をしていただきました。歓談しながら、美味しい食事をいただきました。
午後からは、重井薬用植物園の園長 片岡博行氏にお願いし、「身近な自然をまもり残すために~重井薬用植物園の歩み」と題して、公開で講演会(研修会)を開催いたしました。
自然保護が叫ばれる前から、自然の重要さに気づき自然をまもる活動を実践された重井博先生が設立した“重井薬用植物園の50年の歩み”を紐解きながら、自然保護の岡山県の歩み、自然保護の大切さをお話いただきました。 開発によって失われる植物を採取して重井薬用植物園で保護した種の多くが、後に制定されたレッドリストの絶滅危惧種に登録されたことなど興味深くお聞きしました。

2016年2月27日 水質調査を行いました。

2016年3月7、8、10日 サギソウ湿地の木道橋を付替えるために、杭、梁、天板の準備をしました。

マツの丸木を杭の長さに切断

木部保護塗料を塗布した天板


2016年3月17日 サギソウ湿地の木道橋は2009年11月に設置し、それから6年4ヶ月経過しました。その間、木道橋を支える杭の一部が腐り、何回か補強してきました。そろそろ杭の耐久がきているので、思いきってサギソウ湿地の木道橋の付替えをおこないました。

木道橋(旧)の取り外し作業

木道橋の取り付け作業(1)


前回は杭にネズミサシ(モロ)の丸木を使用しましたが意外と耐朽性がなかったので、今回はアカマツの丸木を杭に使用しました。天板は、2年に1回、木部保護塗料を塗ってきたこともあり腐敗していませんでした。歩きやすいように、橋の部分は天板を2枚使いいた幅を広くしました。段差や傾斜を避けて、天板を水平にしたことにより、橋の高さが高くなっています。

木道橋の取り付け作業(2)

付替え作業が完了した木道橋(サギソウ湿地)


足元を良く見て、橋から落ちないように注意してください。湿地内には入らないで下さい。ハッチョウトンボやサギソウを撮影される方は、望遠レンズまたは望遠付きのカメラをご用意下さい。

2016年3月26日 役員会を開催しました。

2016年3月27日 水質調査を行いました。