外来生物
日本国内には生息していなく、海外から入ってきた生物を外来生物と言います。もとから日本に生息していた生物を在来生物と言います。
外来生物の中には、日本の環境に適応して野生化し、1.在来の生態系に悪影響を与えるもの、2.毒や攻撃性を持っていて人に危害を与えるもの、3.作物を荒らしたりして農林水産業に悪影響を与えるもの、が目立ってきました。
有害な生物を取り締まるために、2005年(平成17年)に外来生物法(特定外来生物による生態系等に係る被害防止に関する法律)が施行されました。
外来生物法
問題を引き起こす外来生物を特定外来生物として指定し、取扱いを規制し、特定外来生物の防除等を行うことを目的にしています。 出典:外来生物法(環境省自然局のホームページ)
特定外来生物
特定外来生物の規制
特定外来生物に指定された生物は、下記の規制を受けます。
1.飼育、栽培、保管又は運搬することの禁止
2.輸入の禁止
3.譲り渡し等の禁止
4.野外へ放つ、植える及びまくことの禁止
身近な特定外来生物
龍泉寺(岡山市北区下足守)近辺でも、特定外来生物に指定された種を見かけます。
オオキンケイギク、アレチウリ、ヌートリア、オオクチバス(ブラックバス)、ブルーギル、カダヤシ
分類 | 種数 |
哺乳類 | 25 |
鳥類 | 7 |
爬虫類 | 21 |
両生類 | 15 |
魚類 | 26 |
クモ・サソリ類 | 7 |
甲穀類 | 5 |
昆虫 | 21 |
軟体動物等 | 5 |
植物 | 16 |
計 | 148 |