オシドリの町へ

岡山から伯備線の1番電車に乗り、8時20分に根雨駅に着いた。駅からオシドリの観察小屋へは、表示板の案内に沿って歩く。約7分で鉄橋下の観察小屋に着く。
すでに望遠レンズを構えた人たちが、真剣に黙してシャッターきっている。私も、入り口近くで、買ったばかりの望遠レンズとデジカメを三脚にセットし、のぞき窓をおそるおそる開けた。いるいるオシドリだらけ・・・ こんな光景を見たことがなかった。無我夢中でシャッターを切った。

日野川のオシドリ

オシドリの保護活動をされている方の話を聞くことができた。シベリアから日野川に越冬にくるオシドリの餌付けを十数年前から始め、現在では多いときには1000羽を超えるとのことです。
ボランティアで始めたオシドリの保護活動が、日野町の町おこしに一役かっている。観察小屋の入り口には、オシドリの好物であるドングリと古米の袋が積まれていた。ドングリは、オシドリを愛する人たちから送られてくるそうです。 オシドリは、鳥取県の県鳥に指定されています。
] 詳しくは、ボランティアグループのホームページ「オシドリの住む町へ」を、ご参照下さい。

日野町根雨

日野川の下流の谷間から、積雪の伯耆大仙の一部と烏ヶ山が望める。日野川沿いにひらけた町で、江戸時代には出雲街道の宿場町としてさかえた。町のパンフレット見ると四季折々の「やさしい自然に会えるまち」である。
詳しくは、日野町役場の観光のページを、ご参照下さい。

エピローグ

オシドリのオスは、11月頃より羽が換わり、求愛活動をする2月が最も美しいとのことです。
オシドリの美しさに見せられて、12月・1月・3月に今シーズン3回も行きました。オシドリの写真はその時々で異なります。選りすぐりの13枚を選んでスライドにしています。
オシドリの観察は、早朝7時~9時過ぎ頃までが最適です。昼間は、川の中州で休んでいます。

雪のオシドリ 日野川


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